今年の梅仕事もひと段落し、またひとつ季節を送る寂しさとワクワクを感じています。
今年の梅ちゃんは不作で少し時期が早めでしたが、届いた梅は福井県産も大阪産もすごく状態の良いものでした。「不作やからねー、ちょっとお値段も高いのよー」の農家さんの言葉を思い出します。
毎年同じように栽培をしていても、思わぬ雨や、タイミングの悪い寒期で予期せぬ不作に見舞われて大変なのは農家さんなのに、消費者の私たちを気遣ってくださる。こちらの都合でタイミングや量を勝手言っているので、”ごめんなさいね”の気持ちなんていいのに、、、。
もちろん有り難くお支払いはきちんと致します。
不作でもこんなに立派に作ってくださって、
おかげでまた生徒産と楽しい梅仕事ができて、感謝の気持ちが絶えません。
季節の手仕事をしていると、本当に先人たちは素晴らし保存食を残してくれたなあと感心します。その時々に体に必要な作物が自然に出来、美味しく保存できる方法を先人たちが見つけて、ずっと継承されている食文化。
きっと昔もこんな感じで村の女子たちが集まって、日常の悲喜交々の話をしながら梅仕事をしていたのかなと、、、。
それならば、現代風にアレンジされていったとしても、後世にこういう保存食は残していくお手伝いをしていきたいと私は思っています。
皆さんが梅を想像すると、顎の辺りがジューーーワーとなり、唾液が上がってきませんか?
独特の酸味がありますよね。
その酸味が胃腸を整えてくれるんです。
こういう湿気の多い時期は体にも湿気がたまります。
梅は消化を助けて水分代謝を整えてくれるので、溜まった湿気も体内から上手に
排出をしてくれます。
自然に、、、
だから季節の旬のものを摂ることが最大の薬膳と言われるのが、その所以ですね。
私はそういう自然に無理なく行える食養生がとても好きです。
何も難しい薬草や漢方食材を使うことだけが、薬膳料理ではなく、
食べ物全てに効能があって体質にあった取り入れ方をすることで、
家庭でも気軽に食養生が行われます。
料理教室やお店を通していろんな方々とお話をしていると、皆さん病気まではいかないけど
何かしらの身体の不具合を持っていらっしゃる。
私も含めてです。
私も皮膚炎や気持ちのイライラ、不安定感に悩みながら
少しでも緩和できるようにと食養生を研究しています。
身体はきちんとサインを出してくれています。
それをキャッチするかしないかで、その積み重ねで病気に発展します。
私の皮膚炎も”炎症の暴走の酒さ”という病名がつくまでに
今思えば身体はたくさんサインを出してくれていました。
それを無視し続けた結果が辛い皮膚炎です。
それをどうにしたい、どうにかして治したい、
の思いで始めたのが薬膳の学びです。
自分に向き合い、
自分の心を知り、
自分の体質を知り、
食養生を初め、
今ではずいぶん改善されました。
身体が良くなると心もずいぶん安定するようになりました。
こういう経験も踏まえて、来月から新しい食養生講座を始めることにしました。
「血流美人食養生講座〜食を通して作る次の未来〜」
今回のこの講座では、特に大切な"血流"にポイントをおき、学びを深めます。
多くの病の源は“血の汚れ"とも言われています。
・血流浄化
・造血
・血流改善
これらを見直すことによって、
・呼吸
・睡眠
・日常生活
普段の当たり前のことがスムーズになります。
当たり前のことに不具合を感じることが未病です。
ご自身の身体からのサインをキャッチしていますか?
まずは今現在のご自身の体調と向き合うことで、新しい気づきがあります。
それの上でみなさんそれぞれのええ塩梅な食養生を始めるきっかけに
この講座がなれば幸いです。
「血流美人食養生講座〜食を通して作る未来」
年4回コース
夏会 : 7/26(金)
9:45〜14:00
血造り潤いランチ付
4回: 48000円
秋以降の開催日時は応相談
希望に応じ土日開催も検討中
ぜひ興味のある方はメッセージしてください。
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